夏のガレージには、汗とグリルの煙、そしてホットドッグの香りが似合う。
アメリカの夏が盛り上がると、街ごとグリルと笑い声に包まれる――それがホットドッグフェスだ。
今回は、アメリカ各地で開催される“ホットドッグの祭典”の見どころと、その魅力を紹介していこう。
1|ホットドッグフェスってなんだ?
アメリカにおけるホットドッグフェスは、単なる食のイベントじゃない。
食と音楽とコミュニティが混ざり合う、“町の夏祭り”のような空間だ。
テーブルにはホットドッグ、グリルからは煙、広場には家族連れと地元ミュージシャン。
どの街でも、そこには“地域の誇り”と“胃袋の歓声”があふれている。
2|全米のホットドッグフェス4選
🌭 Nathan's Hot Dog Eating Contest(NY州コニーアイランド)
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毎年7月4日に開催される早食い選手権の聖地
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観客総立ちで盛り上がる、アメリカ的エンタメの極み
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提供されるのは、シンプルなニューヨークスタイルのホットドッグ
🌭 West Virginia Hot Dog Festival(ウェストバージニア州ハンティントン)
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コールスロー+チリの「WVスタイル」が主役
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地元企業ブース、子ども向けイベントも豊富
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小さな町だからこその**濃密な“ローカル感”**が魅力
🌭 Chicago Dog Days(イリノイ州シカゴ)
🌭 Bunn Run(イリノイ州アーバナ)
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ホットドッグメーカー「BUNN」が主催するファンイベント
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ホットドッグ型グッズやアイテムが大人気
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“ソーセージを真剣に愛する大人たち”の熱気がスゴい
3|なぜアメリカ人はここまでホットドッグを愛すのか?
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安い、早い、うまい、を体現したフード
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誰でも焼ける、誰でもカスタムできる
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“語れる”余地がある=コミュニケーションの核
つまりホットドッグは、食べ物であり、ネタであり、アイデンティティなのだ。
4|フェスとガレージの共通点
ホットドッグフェスに行くと、どこか懐かしい空気を感じる。
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工具のかわりにトング
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作業灯のかわりにフェスライト
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仲間が集まり、誰かが焼いて、誰かが笑う
それって、ガレージBBQとまったく同じ構図じゃないか。
5|まとめ|フェスは“食”を通じてその土地を知る最高の方法
もし今アメリカに行けるなら、テーマパークよりホットドッグフェスに行きたい。
その土地の空気、笑い声、焼けたソーセージの匂いを、全身で感じてみたいからだ。
いつか日本でも、ガレージで“俺たちのホットドッグフェス”を開こうぜ。
次回は「#俺のホットドッグ投稿祭」開催予告!